刺激を求めるチンパンジーのボクたち

f:id:wonderfulperson:20221205225143j:imageゾワゾワッと身に沁みて身体中みなぎる最高のエネルギー【ZONE】

ボクたちは常に興奮を求めている。まるでなにも考えず欲望に侵され、無我夢中にそれに溶け込むチンパンジーのようにだ。あとでも具体的にその根拠と正体を述べることにしよう。

 

 

普段の何気ない生産性もないごく一般の時間は極力減らしたいところだ。シンプルに生きてて面白くないからだ。

ジェットコースターのような人生を夢見る若者が増えて居ても当然であるように、ボクらは常に刺激を求める。

その対象が相手への暴力なのか?

年功序列における権力なのか?

 

それは明確な答えもないが、普段にはない奇妙な体験を通じて普段の何気ない時間に幸せを感じたり、

幸せになろうと、財布から資金を操り自分にとっての幸福の手段の一歩を踏み出そうとしているわけだ。

実に愚かな決断だろうか?

普段が習慣化して当たり前となれば最初の感動なんか残りはしないからだ。

ベランダから除く都会の景色は最高かもしれない。

でも毎日会社から帰ってきて窓を開けてベランダから夜景を覗き続ける人がどれだけいるだろうか?

 

それだから人間はときに何かを失い、損をした気持ちになり、悲しみや妬みが付きまとうわけだ。

ヒトってかなり複雑にできている。

いくら心理学や行動経済学と、あらゆる人間の主な行動手段を理解したとしても、個人間で見ればとてつもない個性が見えてくる。

 

死の瀬戸際まで己を追い込む異常者や人格が変形した二重人格者は大袈裟に騒がれているけど実は

だれもが狂った世界観や奇妙な人格を持っている。

ただ表に出ないよう繊細に日々の生活で隠蔽しているか、潜在的に控えめでおとなしく振る舞っているのかも知れない。

 

でもそんな複雑で狂った人間ばかりいれば相対的に評価されるためほとんどの人間は特別にもならず普通という括りで選別される。

 

チンパンジーのように淡々と本能的に必要なモノを

我々は得ようとする。しかしその犠牲となる同僚や友人、時間や労力における長期的損失や後の疲労感に繋がるにも関わらず、目の前の刺激を求めて走り出すという、なんとも非合理でありながら欲望的な生き物だろうか!

 

ボクたちはチンパンジーになろうとしないほうが長期的戦略としては望ましい。そのためには目の前の利益を見放す覚悟が必要にもなる。感情任せで

本能で生きるのは人間という生き物の仕組みに流されてるな過ぎない。もっと意識的な生活をして自分自身にムチが必要なわけだ。

だからこそ長期的なアメが存在する。

当然、短期目線であればアメは容易に手に入るが

ムチは気づかぬうちに後に大きくなって振り下ろされる。その時には既に年齢的にも耐え難い苦痛でしかない。だからボクらはやりたくないことでもやるべきこととして取り組む姿勢はあったほうが良い!

 

まぁ、じぶんが貪欲になってることに気づかず淡々と日常に小さな幸せを生み出すことが人生に備わっているのなら笑って今を夢中に生きてほしいかな🥰